平群中学校のシンボルツリー
正門を入るとすぐにある大木を皆さんご存じですか?そう、あの大きな木です。平群中学校のシンボルツリーです。中学校に入ると、まず初めに来校者を迎えてくれます。
このシンボルツリーは「ヒマラヤスギ」と言います。名前にスギがついてますが、実は杉ではなく松の仲間になります。樹皮を見ると松と同じ鱗片状ですし、葉も松と同じ針状です。松と違うのは難燃性の樹だそうで学校に植えるにも安心だと思われます。
そのような樹でも長い間生きているとケガもしますし、病気にもなります。シンボルツリーの枝も約1/3枯れている状態でした。
実は、長寿命化改修工事に伴い、トラックなどの進入口確保のため正門を平地にする必要があり、シンボルツリーの伐採が予定されていました。しかし、校舎の改修工事が体育館改修工事の後と変更になったため伐採も延期となる可能性がでてきました。
そこで、ボランティアさんにヒマラヤスギを剪定していただきました。とてもきれいで 凛とした立ち姿になったと思いませんか?
このシンボルツリーの樹齢は約70年~80年だそうです。ちょうど中学校と同じくらいの年齢です。(中学校は創立78年)平群中学校は、昭和47年にこの福貴の地に移転していますので、その時にシンボルツリーを植えたものだと思われます。中学校と同年齢程度の樹を植えたのは、当時の植木屋さんの粋な計らいだったのかもしれません。
シンボルツリーは、みんなにでくのぼう(役に立たない)と呼ばれてたとしても、雨の日も風の日も雪の日も夏の暑い日もずっと平群中学生を見守ってきてくれました。きっと1/3も枯れるくらいだから樹にとって大変な時期もあったのだと思います。それでも正門前から動くことなく(当然ですが)凛と気高くそびえたっています。長い間生きていたら色々なことがあるのは、人間も樹も同じなのかもしれません。……宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を思い出すのは、私だけでしょうか。そして、これからもシンボルツリーは平群中学生たちを見守っていきます。
今でも3年生たちは卒業アルバムに載せる写真の場所にシンボルツリーの下を選ぶ人が多くいます。もうすぐ卒業式です。ぜひ卒業式には綺麗になったシンボルツリーと写真を撮って平群中学校の思い出の1つにしてほしいと思います。






職員室前の植栽も綺麗にしました。(教頭も一緒になって頑張って玉竜800本植えました。夏が楽しみです。)ついでに花壇にある松の剪定もしていただきました。2学期の期末試験最終日に植えたビオラも咲き誇っています。3年生を送る花道の準備も整ったようです。