令和4年度　卒業証書授与式

3月15日（水）第76回卒業証書授与式が行われ、137名が新たな一歩を踏み出しました。コロナ禍での3年間を過ごした卒業生達にプレゼントされたような温かな春の陽気に恵まれた1日でした。

保護者が見守る中、担任の先生を先頭に卒業生が体育館に入場し、9:30開式の辞が告げられ、終始厳粛な雰囲気の中で式が進行されました。卒業証書授与では、校長先生から賞状を受け取る1人ひとりの顔から希望に満ちた輝かしい笑顔が溢れていました。

式辞では校長先生からコロナ禍の3年間を乗り越えてきた卒業生に「本当によく頑張った！」「ありがとう」の言葉をいただき、また、変化の激しい大変な時代を生きていく中で、大切な「信じて疑う」「正解か不正確かはわからない」「自分の内面と向き合う」三つの考えをお話していただきました。

送辞では、今年も在校生の参列は叶いませんでしたが、生徒会副会長が在校生代表として先輩達への想いを心を込めて読んでくれました。答辞では答辞作成委員会のみんなで作った答辞を前生徒会会長が読み上げてくれました。入学式後の臨時休校からスタートした学校生活、２年生のキャリア学習、明日香村での校外学習、3年生の体育大会や修学旅行など3年間を振り返り、これからも学び続け、考え、実行する力を身につけていきたいという思いを伝えてくれました。そして「今度はあなた達が先輩、最上級生になる番です。この平群中学校を盛り上げ、素敵な学校にしてください。」と後輩に向けて力強いメッセージを残してくれました。式歌合唱では、今までの思いを込めて「旅立ちの日に」を合唱しました。歌声が体育館に美しく響き渡り、感動的なものになりました。閉式の辞が告げられ、RADWIMPS「正解」の曲が流れる中、保護者の方々の拍手に包まれて卒業生が体育館を退場し、無事、式を終えることができました。